こんにちは。行政書士試験対策専門スクール ステップアップファースト 代表の清水一嵩です。
行政書士通学講座(個別指導)の受講者から、次のような質問をいただきました。
「記述式の問題には「40字程度で記述しなさい」とありますが、文字数の目安はどう考えればいいでしょうか。」
そこで、今回は、記述式の文字数について解説していきます。
記述式の文字数は、40字から前後1割の、36文字~44文字でおさめるのが基本的な考え方となります。
「、」や「。」の句読点を含めて、36文字~44文字というイメージです。
また、行政書士試験研究センターで公開されている、記述式の正解例を確認すると、令和4年度の問題44のように、45文字の正解例が出たこともありますので、45文字でも大丈夫だと考えられます。
ただ、45文字の正解例は数としては少なく、ほとんどの問題の正解例が36文字~44文字におさまっていることを考えると、基本は36~44文字で、問題によっては45文字になることもある、という位に考えるのが良いと思います。
46文字以上の場合は、その年の採点基準によっては、減点の対象になる可能性がありますので、試験本番で文字数を調整する時間がない場合を除いて、解答を46文字以上にするのは避ける方が賢明といえます。
一方、文字数が少ない(35文字未満の)場合、その年の採点基準によっては、採点される可能性はありますが、あまりにも文字数が少ないと、採点されずに0点になる可能性もありますので、試験本番でもう何も思いつかない、という場合を除いて、何とか36文字は書きたいところです。
なので、普段の勉強で記述式に取り組むときから、解答は36~44字で書く練習をしておくのが、本番に繋がる勉強方法になります。
今回は、「記述式の文字数」についてお話をさせていただきました。
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