こんにちは。行政書士試験対策専門スクール ステップアップファースト 代表の清水一嵩です。

 

行政書士通信講座(個別指導)の受講者から、次のような質問をいただきました。

「過去問の平成18年度、問題45で、解答は「当事者の一方が」または「相手方が」となっていますが、私は問題で聞かれている通りに「売主が」と書きました。これは減点になるでしょうか。」

 

そこで、今回は「記述式の減点」について解説していきます。

 

今回ご質問いただいた解答は、減点にはならないと考えられます。

 

過去問の平成18年度、問題45は、主語が「買主」なので、「相手方=売主」となります。

なので、「売主が」と書くのは「相手方が」と書くのと同じ意味になるので、減点する理由はありません。

 

むしろ、「売主」と具体的に記述できているので、「当事者の一方」や「相手方が」と書くよりも良い解答です。

 

記述式は、一言一句を解答例を同じように書けるようになる必要はありません。

解答例と同じに書けたかどうかよりも、解答例と同じ意味になっているかの方が大切です。

 

今回は、記述式の減点についてお話をさせていただきました。

いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

ステップアップファーストは、行政書士試験に合格するために、受講者一人ひとりに合わせたオーダーメイドの試験対策を行う「個別指導」にこだわった行政書士試験対策専門スクールとして、10年間で多数の合格者を送り出してきました。

 

ステップアップファーストの行政書士試験対策講座はすべて個別指導です。

通学講座はもちろん、通信講座でも個別に指導を受けられます。

通学講座は、山梨県外からの受講も大歓迎です。通信講座は全国対応しています。

≫「行政書士試験に合格するために何をどう勉強すればいいのか迷っている」という方へ。行政書士通信講座(個別指導)のご案内