こんにちは。行政書士試験対策専門スクール ステップアップファースト 代表の清水一嵩です。

 

今回は、これから行政書士試験の勉強を始めようと思っている方向けに、勉強を始める前に必ずおさえておきたい、行政書士試験の配点について解説していきます。

 

行政書士試験は、科目によって配点が大きく違う、特殊な試験です。

 

実際にどのくらい配点が違うのか、行政書士試験の科目を、配点の大きい順番に並べていきます。

1.行政法 112点

2.民法 76点

3.一般知識 56点

4.憲法 28点

5.商法・会社法 20点

6.基礎法学 8点

合計 300点(180点以上で合格)

 

配点が一番大きい行政法は、配点が一番小さい基礎法学の、何と「14倍」もの配点になっています。

 

行政法と、配点が二番目に小さい商法・会社法を比べても、行政法が「5.6倍」の配点になっているので、いかに行政法の配点が大きいかがわかります。

たとえば、商法・会社法をどんなに一生懸命勉強しても20点の得点が限界ですが、行政法を一生懸命勉強すれば、112点まで得点を取れる可能性があります。

 

言い換えると、勉強の見返りが、行政法は、商法・会社法の5倍以上あるということになります。

どちらの科目を一生懸命に勉強するべきなのかは、明らかです。

 

行政法や民法について詳しければ別ですが、そうでなければ、間違っても憲法や商法・会社法、基礎法学から勉強するのは避ける方が賢明です。

行政法と民法を中心に勉強を始めるのが、王道の勉強方法で、より効果的な勉強です。

 

行政書士試験では、「各科目をまんべんなく」勉強するのではなく「配点の大きい科目を優先的に」勉強することが、合格への近道となります。

このことを念頭において、勉強計画を考えることがおすすめです。

 

今回は、行政書士試験の勉強を始める前に必ずおさえておきたい配点についてお話をさせていただきました。

いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

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